こんにちは、岡田奈美子です。
敏感(HSC・HSP)、エンパスなど色々な名前がついていますが、私は「敏感ちゃん・君」が中に住んでいる、と表現しています。
敏感な子どもと大人が「しあわせになるために大事なこと」があります。
敏感な個性の子どもと大人(HSCの他、エンパス、インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン等)は
無意識に自分のエネルギーを、自分ではなく、人に使うことが多いのです。
(だから疲れて、燃え尽きてしまうのです、小学生でもね)
当たり前ですが、多くの人は、自分の生きるエネルギーを、自分に使います。
(だからこそ、学校でも「周りの人のことを考えなさい」「人に優しく」と教えますよね)
でも、敏感な子どもたちの多くは生まれつき「周りの人のことを考え」ています。
・人とつながること
・人を癒すこと
・人をしあわせにすることに、無意識に全力で取り組みます。
生来、とっても優しくて、ステキな個性。
まるで天使のような面があります。(もちろん人間なので、わがままな面もありますよ)
無意識に、人や周りのことにエネルギーを向けてしまう優しい個性。
だからこそ、その反面、
・生きづらい
・孤独感をもちやすい
・自分はここにいていいのかと不安を感じる
・人混みが苦手
・死にたい、自殺願望がある
・大勢の人の中にいると疲れる
などと悩んでしまうのです。
そうです、“生まれつきの才能”と子どもやあなたの“悩み&問題”は、紙一重!
セラピーでは、突然、学校に行けなくなり
親がとても心配し(又は怒って)
「育て方が悪かったのか?」
「この子がどこかおかしいのだろうか?」と親が子どもや自分を責めるケースが多くあります。
本人は、そんな自分自身を誰よりも嫌っていて。(ゲームに没頭しているようでも、部屋でただ怠けているように見ても)
でも、学校に行けない原因は、親の育て方でもなく、いじめでもなく、本人が、天使のように周りの人達を癒して、癒して、でも自分だけは大事にしていなかった、
親もそのことにはまさか気づかなかった、ということが多いのです。
小学1年生でも、こういうことはありますし、大人にもたくさんいます。
敏感な個性は、「人とつながる・癒す・幸せにする」才能にあふれている人が多いのです。
(その反対に、無意識に問題を起こして、みんなの意識改革をする役割がある人もいます。)
だからこそ「自分も癒す・幸せにする」を意識する必要があります。
私は、こういう敏感な個性を
「その人の中に天使系の敏感ちゃん・君が住んでいる」と言っています(理由はわかりやすいから^^)。
それプラス、いい意味でプライドが高い個性の人は「仏さま系」と呼んでいます。
(クリスタルチルドレンともいいますが、スピリチュアル系なので、抵抗のある大人もおられます。)
特徴として、
・人の気持ちを感じ取る、人の気持ちを読む
・なぜか自然と人を助けたり、サポートしたりしてしまう
・人の役にたつことが、自分の使命・役割のように思う
・自分に合う、合わないが、直感的にわかる
・戦争や災害のニュースを観ると、非常にこわがるor悲しがる
・浅いつきあいより、深く人と関わる方が好き
・一人になる時間が、とても大切
・その人がいると、周りが癒される
・実年齢に合わない、人生の叡智について知っている
●人のことを背負いがちで、疲れやすい
●初めてのことが苦手、こわがり
●自分のことをするのが苦手。人のことなら、がんばれる
●争いが起こるくらいなら、自分が犠牲になる方がいいと思う
●自分の細かくて繊細な感性を「分かり合える」仲間が少なく、孤独だ
●落ち込むと、なかなか気持ちが戻らない
●頭で考えて、なかなか行動にでられない
●何かと自分を責めがち
私が多くの敏感さんにお会いして、感じたことをまとめたので、人によって、まだ他にもあるとは思いますが。
「私もそう!」「うちの子、こういうところある!」と心当たりがある方は多いと思います。
後半の●項目が多いほど、いっぱいの愛情を自己犠牲に使っていて、せっかくの敏感さを使いこなしていないといえます。
今、本当はステキな、でも生かしきれていない敏感な個性の人たちが多くいます。
大人の人は、周りにまだいなかったので、孤独を感じやすかったり、
「私はこんなステキな個性♪」という自己肯定感をもちづらかったかもしれません。
でも、自分・親が気づいていない、ステキな敏感さを使いこなしていくにつれて、しあわせ感がアップしてきます。
今の子ども達には、こういう敏感な個性がとても増えています。(仲間がふえて、嬉しいですよね^^)
私たち人間も、生き物の進化論どおり、進化します。
心も進化しているのです。
これからの世の中は、こんな敏感な個性のの人が、いきいきと活躍する社会になっていくのだと私は感じています。
ただ、その前に。
あふれんばかりの愛情と生きるエネルギーを、人や周りにだけ向けるのではなく、
自分に向けることも学んでいく、
これが、敏感な個性には、とっても大切だと痛感しています。
そんな敏感な個性の大人と子どもが、自分を大切にして、しあわせになるためのワークショップを、
横浜で、11月12日(日)に開催いたします。
お子さんが敏感な場合、親ごさんが受けて頂くことで、敏感な個性の本当の意味を理解できますし、
潜在意識(無意識)の簡単ワークでは、子どもへ遠隔で送ります。
(遠隔ってなに?
私たち皆は、潜在意識でつながっています。家族は特に。目の前にいなくてもエネルギーを送ったり、受けとったりできます。個人差あり)
詳細は
【潜在意識で幸せな子どもと大人になるワークショップ】へ。
自己犠牲が、愛の最高の表現だった時代がありました。
今、やっとそんな時代が終わりつつあります。
自分(個性)を大事に愛することが、周りを幸せにするのにつながっていく。
そんな世界の時代がきています♪
「私って、こんなにステキな面もあったのね」
「うちの子に、こんな素晴らしい面があったのか」
あなたやあなたのお子さんがそう感じれば感じるほど
あなたや子どもが生きる世界は、もっとステキなものになっていきます。
なぜなら、外の世界は、心の世界が映し出されたものだから。
ブログにて、毎週火曜に「敏感な個性」についての記事を更新しています。こちらからどうぞ。
子どもメンタル研究所 岡田奈美子(スクールカウンセラー)
敏感・HSP・HSC・ひといちばい敏感な子・不登校・エンパス・インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン・発達障害・ADHD/ADD(注意欠陥・多動症)・ASD・自閉症・自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群・小学生・中学生・カウンセリング・アダルトチルドレン・相談