こんにちは、岡田奈美子です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
これからもっと、敏感な個性のステキさが広く知られていくといいな、と思っています。
今日は、敏感な子から、大好きなお母さんへの手紙です。
(お父さん、ごめんなさい。あと血のつながりがなくても、思いは同じです^^)
〖大好きなママへ。
毎日、おいしいご飯を作ってくれて、ありがとう。
いつも私のこと、気にかけてくれて、ありがとう。
「しあわせになってほしい」って願ってくれて、ありがとう。
ほんとに、私(僕)は、ママの子どもになってよかったなって思います。
一つだけ、伝えたいことがあります。
ママは、私がしんどそうな時、
私より、もっと悲しんで、しんどそうになります。
「子どもである私」を助けようと、ママは一生懸命がんばりすぎて、悩んでしまいます。
それは、私を愛しているから、というのは知っています。
でも、やっぱり、私がしんどい時は、
「この子は、ほんとうは大丈夫♪」って思っていてほしい。
だって、大好きなママががんばりすぎる時、
「子どもの私を何とかしてあげたい!」って悩む時、
ママは、幸せそうじゃありません。
私はね、ママを始め、周りのみんなと「しあわせになるために」生まれてきました。
できない時は、そうなれるよう、心をお掃除したり、
なれるように、心の向きを変えたいの。
心のお掃除をしないまま、心の向きを変えないまま、
ずっと悩み続けるママをみていると、
私は、「どうして私なんかが生きているんだろう?」って悲しくなります。
ママ、知っていますか?
悩むこころからは、しあわせな解決は生み出せない、ということを。
こんなことを子どもの私が言うと、
「子どものくせに」って聞いてもらえないので^^、
ここに書きました。
ママ、こころの状態が、一番大事なんだよ。
それが「私たちのこれから」を創っていくの。
私は敏感だから、しんどくなる時もあるし、悲しくなる時も人より多いのかもしれない。
気持ちのアンテナがとっても鋭いから、
他の人より、ささいなことでしんどくもなる。
でも、その分、敏感さや繊細さを大切にケアしていけば、
本当の私らしさで、私はしあわせになれるっていうこと、
そのことを、知っておいてほしいな、と思っています。〛
ブログにて、毎週火曜に「敏感な個性」についての記事を更新しています。こちらからどうぞ。
子どもメンタル研究所 岡田奈美子
(小・中学校スクールカウンセラー)
敏感・HSP・HSC・ひといちばい敏感な子・不登校・エンパス・インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン・発達障害・ADHD/ADD(注意欠陥・多動症)・ASD・自閉症・自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群・小学生・中学生・カウンセリング・アダルトチルドレン・相談