こんにちは、岡田奈美子です。
不登校や発達障害に関する悩みの本当の原因として
最近、「敏感で、繊細」「人の気持ちがわかりすぎて、しんどくなる」という敏感な個性が増えてきています。
HSP・HSC、エンパスなどと呼ばれています。
私は、そういう人・子には「敏感ちゃん」「敏感くん」が住んでいると表現しています。
「敏感な個性」は、すばらしい個性なのですが
今まであまりいなかった(いても数が少なかった)のに、近年、急に増えてきたこともあり
大人が、「どうしたらいいの?!」と接し方や、関わり方に戸惑っています。
大人が「この子は、敏感な子。これから不安だな」「敏感な子は、弱くて、心配だ」と
マイナスの思いを向ければ向けるほど
敏感な子どもたちは、その敏感さで、大人の思いを信じます。
ますます、敏感な子どもは、過敏になり、「心配される子」になります。
(敏感な子どもは、素直になんでも吸収する海綿体のような存在です)
でも、敏感な個性は、本当は、マイナス面だけではありません。
すべての物事には、プラス面・マイナス面の両方があります。
プラスとマイナスは、表裏一体なのです。
これは、この世の真理です。
だから、敏感さのマイナス面をプラス面に変えていくことで
HSP・HSCなどの敏感な個性は輝いてきます。
例えば、すぐ泣く子は、本当は「自分の意志があり、しっかりした個性の子」。
また、人の気持ちがわかりすぎてしんどくなる子は、本当は「とっても優しい子。」なのです。
その優しさを、自分にも向けることを学ぶことで、優しくて、強い子になります。
敏感な子どもや大人の個性を、周りがどう捉えるかで、敏感な人は変わります。
もちろん、突然「鈍感な人」にはなりません。
なぜなら本質が「敏感」だから^^。
その人の敏感さが、教えてくれる大切なことを周りと本人が学び
大切に育ち合うことで、
子どもは、その敏感な個性で
自分と周りの人達がしあわせになれる個性へと成長していくことができますよ。
ブログにて、毎週火曜に「敏感な個性」についての記事を更新しています。こちらからどうぞ。
子どもメンタル研究所 岡田奈美子(スクールカウンセラー)
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