こんにちは、岡田奈美子です。
今週は、ブログなどでもお話ししている「子どもの頑固さ」シリーズです。
敏感な個性の子どもと大人
(HSC・HSP・エンパス・クリスタルチルドレン・インディゴチルドレン)や
アスペルガー症候群の特性の高い子、ADHDの特性の高い子など、
びっくりするほど、頑固です^^。
あと、男性性の高い、エネルギーにあふれたタイプも頑固です。
(こんな子は、今は問題児にみえても、将来、創造力を発揮した、すごい人になる可能性が♪)
(画像 Dustin J McClure)
保護者の方や、学校の先生から
「この子は、頑固だから・・・><」と困ったご相談という形で、話題になります。
実は、大人自身が「私が手を焼くから、子どもの頑固は困る!」という思い強いということ、なのですよね^^。
要は、「育てる大人が困る、育てにくい子」ということで、悪者にされる頑固さなのですが・・・。
長所=短所なんです。(表裏一体)
短所をなくそうとすると、長所も一緒に抑えられてしまう、ということ。
頑固さをなくした子どもは、自分のない、生きる力がない人になる可能性だってあります。
頑固さを抑えることを覚えた大人は
結局自分が何をして生きていきたいのか、わからない!となることだってあります。
もしかしたら、子どもの頑固さを「悪いもの」としか見られない大人は
自分の「生きる力」を抑圧してきたのかもしれません。
まずは、子どもの頑固さをなんとかしようと頑張る前に
大人自身が、「生き生きと自分の思いを表現すること」を禁じてきた自分に気づいてあげましょう。
子どもに接するのは、そのあとの方が効果的。
子どもには「頑固さは、自分らしさの表れ。それはステキなこと。
でも、頑固さを押すだけじゃなくて、引いてみることを覚えるのも、しっかり自分のある人のできること。
そのステキな個性を生かすためにも、引いてみる、我慢してみる、譲ってみる、などをやってみようよ。
でも、自分の気持ちを押し通すすばらしさ・自由さを教えてくれて、ありがとうね」
と話し合いをすると、いいですね。
子どもの頑固は、子どもだけのテーマではありません。
取りまく大人にも、大切なことを教えてくれています。
お互い、問題から、学び合うことがあるのです。
だからこそ、問題が起きてきます。
頑固な子どもは、本当は自分がしっかりある、頼もしい子。
そんな頼もしい子であるなら、その頑固さをコントロールできるようにならないと、もったいない!
引くところは引くことのできる、しっかりした個性に育てることで
自分と周りを、どんどんしあわせにすることができますよ。
ブログにて、毎週火曜に「敏感な個性」についての記事を更新しています。こちらからどうぞ。
子どもメンタル研究所 岡田奈美子(スクールカウンセラー)
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