こんにちは、岡田奈美子です。
近年、ますます増えている敏感な個性の子(HSP・HSC)ですが
(これには、ちゃんとした理由があります)
「発達障害?と思ったけれど、やっぱり違う。でも育てにくい!
この子は一体なんなの~?!」と感じる親ごさんは多いです。
敏感な子どもは、今までの価値観が通じません^^。
「上の子は順調に育ったのに、この子は・・・うーん><」
「学校の先生も扱いづらそう・・・(でも親の育て方のせいにするのはやめてね^^!)」等。
私は、敏感な子の(わかりづらいけれど)とても魅力ある個性をお伝えしていますが
育てる親の「わが子だけど、しんどいよ~!」という思いをほんわり癒していくのも大事です。
敏感な子は、しんどそうな親をみると悲しくなります。
と、ここまでは普通の子育て論です。
「親が笑顔になったら、子どもが笑顔になる」という心理学の法則ですね。
でもムリに笑顔になる必要はありません。
だって子どもを愛してるし、心配なのは、当たり前。
敏感な子は親が子どものために、一般的な子育て論どおりムリして明るく振るまう必要はまったくないと感じています。
じゃあ、親のつらい思いをどうするのか。
実は、敏感な子は、そうやってあなたを育てようとしています。
つらい思いは、もともとあなたの潜在意識(無意識)にあったもの。
「私、そんなに悲しい子ども時代を過ごしてませんけど・・・?」「虐待とかあってないし、両親に愛されて育ったんですけど?」
はい、むしろ大切に愛されてきた方に多いかもしれません^^。
つらい思いは、今世だけじゃなくて、もっとずっと太古の昔からのものかもしれないし、先祖代々引き継がれてきた「自己犠牲」の記憶かもしれない。
愛されてきたあなたやお子さんだからこそ「今こそ、解放できる♪」と、つらい気持ちがあらわれてきたのです。
今までは、見て見ぬフリをせざるを得なかった時代だったのです。
敏感な子は、それがあなたのなかにあることを知って、あなたのところへ生まれてきました。
「ママ(とパパ)から、この思いを消しちゃおう♪」と。
だから「子どもの問題」として今、あらわれています。
(写真 FromSandToGlass)
これから、あなたと子ども達がしあわせに生きる為に「もういらないもの」だから。
好転反応みたいなもの。(漢方等で、よくなる前に一時的に悪くなり、その後は症状がよくなるというプロセス)
敏感な子は、お母さん達に「古い価値観」をやめてもらおうとしています。
「~すべき」
「~が普通で当たり前」
「イヤだけど、どうせそんなもの」
そういう生き方・社会に対し、「そんな浅くて冷たいやり方じゃなく、皆でもっとわかり合おうよ」
「そうじゃなくって、心から楽しい♪と感じる時間を増やそう♪」そう問いかけています。
魂のレベルが高い、すごい存在なのです。
とは言え、敏感な子だって、できていない苦手なことはいっぱいあります。
こころと体は未熟なので、大人や仲間から学ぶことはたくさん^^。
地に足の着いた、地道な努力。
今、一歩一歩無駄に思えるようなことをすること。
一言で言えば、「楽しくないことをすること」
こういう地道さは、苦手です><。
それは、大人が教えてあげればいいのです。
でも、押し付けるやり方は古いし、通じません。
敏感な子の不可解で、めんどくさい(笑)言動に悩んだら「どうやったら、私達が楽しんでできるかな?」に目を向けて頂きたいのです。
それこそが、あなた自身の中に住んでいる“敏感ちゃん・君”からのプレゼントです。
敏感な子どもを育てるのに
大切なキーワードは、「育て合いを楽しむ♪」。
先日、電話セラピーを受けられた方が、「育て合い」について感想を送って下さったので、許可を頂きご紹介させて頂きます。
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子どもの敏感さに困って、どうしたら敏感すぎる性格がましになるかと悩んでばかりの毎日で~(省略)。
ある方から「お子さんはクリスタルチルドレンだね」と言われたことがあったのですが、だからと言って、どうしたらいいのかわからず。
私ががんばっても、全然娘はよくならず。
そんな悲しい私の気持ちが
今まで義母や先生から
こんなに敏感な子どもになったのは母親のあなたが原因、
もっとちゃんと育てなさいというプレッシャーからの
ストレスが溜まっていたからだとは。
私がこの子を必死に守ろうとしてきたことや
「こんなにいい子なのに、どうして誤解するのか」と
周りがわかってくれない悲しさが溜まっていることを言って頂いて、ほっとしました。
一緒にワークをしてもらった時
子どものことじゃなくって、私のことで電話したんだっけ?と思うくらいスッキリしました(笑)。
そのスッキリな気持ちで、子どもに向かい合うと
子どもが「ママ、楽しそうだね。生きていて嬉しい?」とすごいことを聞いてきました(笑)。
「うん、嬉しいよ。ママも楽しむから、〇〇ちゃんも楽しんでね」と返事をしたら
「よかったー!」ととても嬉しそうでした。
しばらくして「勉強って楽しい?」とまたすごい質問が(笑)!!
(本当にするどい娘です!)
「楽しくなるように努力してみようか?どうせやるんだから、楽しくしないとね」
今までみたいな言い方ではなく、娘に合わせて答えてみました。
そしたら、かわいい文房具を並べて「この子達ががんばれーって言ってくれている」と言い出して、珍しく長い時間、お勉強できました。
勉強しないなら、もう全部片づける!というのが逆効果だと岡田さんから言われて、よくわかりましたが、楽しそうに宿題をする娘をみて
今度、娘の好きなキャラのかわいい鉛筆とか買ってあげたいとまで思いました(笑)。
娘を育てるだけじゃなくて、私も娘から育てられている
そんな岡田さんの話を実感した時間でした。
私が育つと、娘が育つ、娘が育つと私が育つ、何だか楽しいなと思いました。
こんな楽しさを学ばせてくれる娘に感謝です。
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「それって、楽しい?」
これが、本来の敏感な個性の人が教えてくれるテーマです。
クリスタルチルドレンの特徴の多い子ども達は特にそうですね。
楽しさを見つけられなくて「生きている意味が感じられない」と不登校や引きこもりになる敏感な人は多いのです。(いじめや虐待などではなく)
じゃああなたと子ども、育ち合うのに必要な「楽しいこと」を探してみませんか♪
現実の生活と少しずつ、つなげていくことで地に足の着いた、魅力あふれる敏感ちゃん・君に育っていきますよ。
子どもや自分の敏感さへの悩みをスッキリお掃除する方法や
潜在意識(敏感さが住むところ)と仲良くしてしあわせに生きる方法を学ぶワークショップを開催します。
小人数で、気軽に質問できる時間にしたいと思っています。
11月12日(日)11時~14時 横浜にて。
まだ先のことなので、お申し込みは追ってお知らせ致します。
前回のブログ記事は「発達障害?!理想が高いこだわりのある敏感な子」です(毎週火曜)
子どもメンタル研究所 岡田奈美子
敏感・HSP・HSC・ひといちばい敏感な子・不登校・エンパス・インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン・発達障害・ADHD/ADD(注意欠陥・多動症)・ASD・自閉症・自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群・小学生・中学生・カウンセリング・アダルトチルドレン・相談