こんにちは、岡田奈美子です。(このHPは、毎週金曜20時に配信です)
今回は「敏感な個性の子ども達は、静かに遊ぶのが好き」です。
エレイン・N・アーロン博士の「ひといちばい敏感な子」(1万年堂出版 明橋大二氏訳)のチェックリストにもあるように
敏感な子達は、特徴として「静かに遊ぶのが好き」な子が多いです。(個人差あります)
騒ぐのが好きでも、その後は「一人になる時間を大切」にしている子は多いのです。
HSP・HSCだけでなく、24時間カウンセラーのようなエンパスの子達には特に必要です。
クリスタルチルドレンの個性の子もそういう子が多いですね。
敏感ちゃんたちは「もともと魂レベルが高いので
仙人?お坊さん?と思いたくなるような、叡智(物ごとを深く見とおす優れた知恵)をもともともっている子どもです。
だから年相応の「がちゃがちゃした雰囲気」が合わないのです。
(人との関わるのは好きなのですが)
私は小学校にも勤務していますが
小学生は、本当に元気で、自分の気持ちをめいっぱいぶつけてきます^^。
・楽しい時は、大騒ぎ♪!
・エネルギーあり余る男の子は、トイレへ行くのも、猛ダッシュ!(途中で、大人しい女の子にぶつかったり^^)
・腹が立ったら「なんでそんなことをするの?!」と大きな声で怒って、相手に食ってかかる!
・「あのな~、オレ、昨日イオンに行って、映画みて、たこ焼き食ってん!」「あっ!ワタシはおばあちゃん家行った!」と自分のことを大声でしゃべる(相手のことを聞いていないけど、お構いなし^^・・・)
つまり(世間一般的にいう)”子どもらしい”のです。
子どもが集まると、毎日朝から夕方まで
男の子同士の大げんかが始まったり、女の子が大泣きしたり、「キャー!」「ワァー!」と笑ったり騒いだり、いやもうすごい賑わいです。
そうはいっても、大人からみると、子どもは無邪気でかわいいので、うるさい音でも「さすが小学生だな~」とかわいく思えます。
私自身は耳がかなりいいので、その時は「元気だな~。かわいい♪」と思っていても、家に帰ると、耳がキンキンしていて(実は)ちょっと疲れています^^。
また人の気持ちを深く細かく感じるので、一度に大勢がうわぁ~っと騒ぐ状況には、感じとることがいっぱいありすぎて、長時間つづくと、疲れてきます。
同じ思いをしている子ども達は多いのではないかなと思います。
そうなのです。
大人からみれば「見た目は、みんな同じ小学生」。
だからきっと「人の気持ちはとてもよくわかるのに、騒がしい所が苦手、疲れやすい」敏感な子達のことを「大丈夫かしら?」と心配になります。
でも敏感ちゃんたちは、一般的な小学生・中学生が感じることよりも、もっと深く細やかに感じ、考えることができます。
名探偵コナンのように「あ~あ、なんでオレが小学生と一緒に遊ばなきゃいけないんだよ」と感じてしまうことはよくあることなのです。
だから「休憩する場所と時間」と「わかってくれる仲間」は大事です。
しっかりと休めたら
敏感さならではのいい面を生かしつつ、皆と一緒に楽しく過ごすことができてきます。
敏感さは、才能です。
みんなで一緒に、才能育てしていきましょう♪
心から応援しています。
今週のブログは「HSP・HSCのチェックリストの特徴 うるさい所が苦手です」(毎週火曜の20時配信)はこちら
子どもメンタル研究所 岡田奈美子(スクールカウンセラー)
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