こんにちは、岡田奈美子です。(このHPは、毎週金曜20時に配信です)
今週セラピー(スカイプ)でお会いした方は、「天使グループ」に所属していますね、という表現がピッタリの個性の方でした。
HSP・HSCの特徴チェックリストに当てはまるお子さんたちには、
天使に近いんじゃないか?と思わせるピュアな感性をもっていることが多いです。
普通は、幼児期の頃だけで、幼稚園・小学生と、大人に向かうにつれてどんどん「より鈍感に」、「より現実的に」育っていきますが、
「多くの人たちを幸せにしたい♪」という夢・目標などをもって生まれた子どもたちは、天使のような純粋さをそのままもって大きくなることがあります。
動物・自然・地球の環境を守りたい♪という使命をもって生まれた子たちも同じです。
そういう子ども達は、大人からみると「生きていけるの?」と不安や心配を抱きやすく、「どう育てればいいのだろう?」と親が悩むことがあります。
そんな子たちは、
「ざっくりとした浅い生き方」は苦手だし、関心もないのですが、
「柔らかくて優しい関わり・癒し」を中心とした生き方なら、とっても得意で、合っています。
(もちろんいいことばっかりではないです。なぜなら魂の成長の為に、つらいことは起こるので。自己犠牲ぎみなら、それを直すことも大事ですし)
HSC(HSPの子ども版)の特徴チェックリストに「誰かがつらい思いをしていることに気づく」というのがありますが、
本当によく気づきますし、自分のことのように傷つき、悲しみます。
こういう子ども達は
「いじめ」・「悪口」など、重いエネルギーには免疫がありません。
「陰にまわってヒソヒソ・本人のいないところでコソコソ」がとても苦手です。
たとえ自分のことじゃなくても、耐えられません。
不登校の原因になることがあります。
意外と、頑固で上から目線なところがあるのですが、人間同士のこころの汚さには、びっくりするほど慣れていません。
学校で「人間関係が原因で、不登校になった」といえば、多くの場合「いじめられた」というケースが多いのですが、
敏感ちゃん・君達は、「担任の先生が、(古いやり方で)どなることで、子ども達に言うことを聞かせようとしたり、強くコントロールしようとしたりするのが耐えられない」、
「同級生同士で、陰で悪口を言ったり、裏でおとしめるような行為をこっそりするのをみて、人間不信になった。」というケースも多いのです。
(地域や学校のレベルが、まだ古い体制を必要としている場合、それが「適切な指導」ということになっています。誰が悪いというのではなく。)
感受性が敏感な子ども達は、魂のレベルは最先端なので、「古い体制」には合いません。
そして「古い体制」を変えるために生まれてきています。
もし不登校になっても、子どもが弱くてダメなのでもなく、学校が悪いのでもないのです(学校のやり方がとても古いとはいえますが^^)。
そういう時に大切なのが、「犯人捜し」にエネルギーを使わないこと。
また本人の個性に合った場所を見つけようとすることにエネルギーを使って頂くことがよい場合もあります。
(そういう子は転校するべきと短絡的に言っているわけではありません。ケースバイケースです。)
敏感な感性をもった子ども達は、高いレベルの魂のもち主なので、
本当はできることはいっぱいあるのですが、できないことだっていっぱいあります。
「すごいことを言ったりする割に、天然ちゃんです」とか
「優しいのかと思えば、急所をついてきます」とかよく言われます。
凸凹のあるところが、その他大勢の人たちとは違いますが、
その違いを生かして、わかり合える世界を
自分からみんなで一緒につくろうと働きかけていくことで、少しずつ世界は変わってきます。
敏感さは、才能です。
みんなで一緒に、才能育てしていきましょう♪
「HSP・HSC敏感さで困ること・いいこと」(ブログ毎週火曜)はこちら
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