~よくあるご質問~
〇敏感な性格は治りますか?
敏感な性格は、人と違うところがしんどそうなので、できるなら直したい、または直してあげたいと思いますよね。
実は、短所=長所で、表裏一体です。
敏感を抑えようとすると、本来の個性を抑えるので、幸せに生きられなくなります。
まず、敏感な個性のすばらしい面を知り「こんなステキな個性なんだ」と自覚することが大切です。 (写真 lorenkerns)
すると真っ黒だったオセロのコマが、パタパタと白に変わるように、こころが明るく変わります。
そのあと適切なケアや関わりをすることで、しんどい部分が、治まります。
敏感な人は、とても優しいので、人の気持ちがわかり、寄り添い、愛情いっぱいで人に接します。
そんな個性の人に「人のことを考えず、まず自分のことをしてね」と伝えても、心には入りません。
この敏感さで、自分と周りをしあわせにできるんだ♪という自信をつけること、これが大切です。
その後でなら、少しずつ直していくこともできます。
「よくない個性」「直すべき個性」と思っているうちは、逆に直りづらいもの。
誰でも「あなたは間違っている!」と言われるよりも、
「あなたはこんなにステキなんだよ。だからこそ、ここを直した方がいいかんじゃない?」と言われる方が、
素直に聞こうという気になりませんか^^?
個性にも、そんな気持ちがあるみたいですよ。
〇個人セラピーでは、スカイプ・電話より、直接会う方が効果がありますか?
大切な気持ちは、直接会わなくても、伝わります。
だからスカイプ・電話でも大丈夫です。
特にこだわりのない場合は、便利な方を選んでいただいていいと思います。
私は、電話でしかお話ししたことのない方でも、家族のようにいつも感じています。
(後で「あっ、お会いしたことがないから、お顔がわからないんだ^^」と不思議に思うくらい、電話でも自然に話しています)
〇敏感なのは、親の私でなく、子どもなのですが、子どもがセラピーを受けるのを嫌がります。親だけでも大丈夫ですか?
敏感な人本人でなく、保護者の方だけでも大丈夫です。
私たちは、皆深いところでつながっていて、こちら(親)の関わりが変わると、相手(子ども)の気持ち・言動も変わります。 (写真 VS wallpapers)
ただ個人差はありますので、迷われる場合、一度お気軽にご相談下さい。
〇敏感な性格だから、不登校になりやすいのですか?
敏感な子は、感受性が豊かなので、その分傷つきやすい面があります。
それが、不登校にもつながることもあります。
でも、それは「敏感な性格だから」ではありません。
敏感な性格には、必ずプラス面・マイナス面があります。
問題が起こる時は、マイナス面が強く出てしまっている時です。
問題が「プラス面もあるよ。気づいて!」と教えてくれているのです。
「敏感な性格だから、不登校になった!」のではなく、
不登校は「敏感さが、ステキな個性だと気づき、使い方を変える」機会です。
敏感な性格で、学校生活を楽しんだり、自分らしく生き生き過ごすことはできます。
本来、敏感さは、あなたやあなたのお子さんを幸せにするために、授けられたものなのです。
他に「こんなことが知りたい」「こういう個性にはどうすればいいの?」等のご質問を受け付けております
子どもメンタル研究所 岡田 奈美子