発達障害じゃない?!敏感な個性って?

こんにちは、岡田 奈美子です。

“ 発達障害 ”という言葉が、最近よく知られるようになってきました。

一方、「この子は普通とは違うような…?」

「どうしてこんな反応をするのかわからない」と感じる敏感な子ども達に

学校や家庭で「発達障害かも?」と思い、検査に行っても

「発達障害ではありません」と言われるケースが多くなっています。

発達障害の特性をみても

「一部は当てはまるけれど、やっぱり何か違う・・」と感じる場合

それは “ 敏感な個性 ” かもしれません。

(写真 ワン太郎)

敏感な子の特徴として

・人の気持ちを感じやすい
・こころがピュア(純粋)で、まっすぐ
・とても優しい
・よくないエネルギーに敏感で、疲れやすい
・生きるのが不器用
・年齢に合わない人生の叡智を知っている
・こわがり
・感受性が豊か
・競争・争い・対立が苦手、または関心がない
・人を癒したり、和ませたりすることが自然とできる
・古い価値観が苦手
・深くて、細やかなこころのコミュニケーションができる

いくつ当てはまれば敏感な子!というものではなく、これ以外にも特徴は色々あります。

天使のように優しい子、上から目線のリーダーシップタイプ、頑固な職人肌タイプ、人を癒して自分は疲れる空気清浄機のような子など、様々なタイプの敏感な子がいます。

 

エレイン・N・アーロン博士は、敏感な個性を

Highly Sensitive Person(HSP とっても敏感な人)・Highly Sensitive Child(HSC  ひといちばい敏感な子)と提唱しました。(下にHSC・HSPチェックリストのリンクを貼っています)

ローズ・ローズトゥリーは、エンパス(エンパシー 共感力の高い人)と呼びます。

またインディゴチルドレン・クリスタルチルドレン・レインボーチルドレンと呼ばれることもあります。

私は、こういった敏感な子どもたち(大人もいます)を

「敏感ちゃん」「敏感くん」と呼んでいます。


敏感な個性は

発達障害といくつかの特徴(感覚過敏・こだわり等)が似ているので間違われることがあります。

敏感さと発達障害の特性、どちらもある人もいるようです。

 

 

発達障害と異なる、敏感ちゃん・君の際立った主な特徴は

・人の気持ちを感じる能力が高い

・深くて、細やかなこころのコミュニケーションができる

この2点です。(発達障害の人は、この2つが苦手です)

もう一つ「博愛主義でとても優しい」も、よくある目立つ特徴です。

本当はとても優しいのに、わかりづらくて誤解されている子もいますよ。

 

一方、発達障害なのに「この敏感さは、発達障害ではなく、HSP(HSC)」

「うちの子は発達障害ではなく、クリスタルチルドレン(敏感な個性)です」と捉えてしまわれる方がいます。

発達障害の二次障害も

敏感な子がしんどい時の言動と似ているので、間違われることがあります(自信喪失・傷つきやすさ・不登校など)。

発達障害の特性が疑われる場合は

きちんと検査をした上、子どもに合う適切なサポートを受けることをお勧めします。

なぜなら一番困るのは、子ども自身だからです。

逆に、敏感な個性なのに「発達障害」と診断されてしまう子もいるようです。(近年は減っています)

敏感な個性は、医学用語ではなく、知らないお医者さんはまだ多いので、そうした誤解がおきることがあります。

でも日々多くの子ども達に接するなか「最近、発達障害ではない、敏感で感受性がゆたかな子どもが多いな」と感じる医者・カウンセラーは増えてきているようです。

 

〇子どもの敏感さの原因について〇

「親の愛情不足」「母親の育て方が悪い」と誤解されることがかなりあります。

敏感な個性は

“ 生まれつきの敏感さ ” + “ 家庭環境 ” や “ 学校などの人間関係 ”

= “ 本人の今の性格 ” で、これからサポート次第で変わります。

敏感な個性は、「直す」「治る」というものではありません。

生まれつきの敏感さとどう付き合い、どう活かしていくかが大切です。

「誰かのせいで、敏感になった」のではありません。

この敏感さでしあわせになれるよ、というメッセージがついたオリジナルの個性なのです。

平均的な人とちがう個性は、「困ったこと」ばかりクローズアップされがちですが

「困ったこと」だけに注目すると

本人や周りが傷つき、疲れて、自信を失う悪循環になります。

まず子どもと育てる大人の疲れた気持ちをほんわり癒してあげましょう。

そして敏感な個性のマイナス面をどうケアし

プラス面をどう伸ばしていくかに、目を向けていただきたいと私は思います。

(写真 Nicholas_T)

セラピーやワークショップでは

敏感ちゃん・君が、もっと生きやすく自分らしい人生を過ごせるよう

育てる親が、もっとラクに楽しみながら過ごせるようにサポートをさせて頂いています。

敏感ちゃん・君が「生まれてきてよかったな」と思えるように

子どもと大人、一緒に育て合っていきましょう。

毎週火曜日に「敏感ちゃん・君」がしあわせになる為の記事を書いています。

子どもメンタル研究所 岡田 奈美子

 

エレイン・N・アーロン博士によるチェックリスト
HSC(子ども用)  HSP(大人用)  刺激追求型HSP
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