子どもと大人の発達障害(発達凸凹)

こんにちは、岡田 奈美子です。

「うちの子、もしかしたら発達障害?」と不安に思っていませんか?

実際に診断がでた後は「一体これからどうしたらいいのか?」と心配になりますよね。

最近「自分は発達障害なのかも?こんな自分とどうつきあえばいいかわからない」という大人の悩みも多いです。

大人の方は、これからお話する「子ども」「親」のことは両方共、大切な自分のことだと思って読んで下さいね。

 

「あなたのお子さん、発達障害です」

お医者さんからそう言われると、

子どもが一生治らない苦しい病を背負っていくような印象がありませんか?

「何かが欠けている」

「他の子より劣っている」

「普通ではない子」

発達障害に、そんなイメージをもっていませんか?

 

 

「この子は、何か欠けていて、劣っている」

そんな目で、みられたら・・・、

そう思う親も苦しいですが、子どもだって、しあわせに生きる力が育たなくなります。

 

 

私達は、「発達障害」の意味を誤解しています(名称自体もよくないとは思いますが)。

発達障害という言葉は、近年、人間がつくったものです。

平均よりできる・できないという凸凹の多いお子さんに、よりよいサポートをする為、

そういうお子さん達を便宜上「発達障害」という分類に入れることにしたのです。

私個人は「障害」という言葉は、適切ではないと思っています。

なぜなら、人は皆、多かれ少なかれ、凸凹があるからです。

凸凹があるからこそ、その人らしいステキな個性があり、それで人の役に立って人とつながれる。

その人が困る面は、それがあるからこそ、人に助けてもらってつながれる、

それが人間同士の素晴らしさだと思いませんか?

本来、どんな人にも、それぞれ得意・苦手・好き・キライがある。

それが突出してあるのか、なだらかにあるのか。

かなり突出してある場合、困る時もあるけど、その分、とても素晴らしい面もある。

障害とは、そんな感じで捉えるものです。

 

 

発達障害というと「困ったこと」ばかりクローズアップされがちです。

だから「うちの子は普通じゃない、障害なんだ・・・」と、傷つき不安になるのは、「障害」という言葉が生んだ誤解からでもあります。

「この子は、困った障害。どうしたらいいのだろう?」と大人が不安になりながら関わるのと、

素晴らしい面とサポートが必要な面、両方あると知った上で、子どもに関わるのとでは

子どもの成長は大きく変わります。

子どもの個性を理解してくれる大人の存在が、子どもには一番大切だからです。

 

 

例えば、アスペルガー症候群の特性の多い子は、こだわりが強く、独特な話し方をすることがあります。

でも、クラスの誰も気づいていないことに、気づいている客観性に富んだすばらしい個性の持ち主でもあります。

その特性を「なに?変なの」と思う人の方が、視野がせまいと思いませんか(笑)?

ADHD/ADD(注意欠陥・多動症)の特性には、改革者のようなものすごく高いパワー・原動力があります。

ASD(自閉症スペクトラム)の特性には、際立った繊細さや感受性・芸術性・独創性がみられることもあります。

(ASDの中に、アスペルガー症候群・自閉症・広汎性発達障害があります。)

こういう特性のある子達には、周りの人達に、オリジナルの個性で生きることの大切さを伝え、

今までのせまい価値観・考え方を変える役割があるように私は感じます。

「もっと広い視野をもって、人と関わろう♪」

「今までの考えは、偏見だったのかも?」

「もっと自由な考え方をしよう♪」と

こんな風に、私達に、新しくステキな提案をする為に生まれてきたのです。

そして私達には、彼らがオリジナルな個性で、社会に適応できるように、社会のルールを教えるしつけ・教育をする役割があります。

お互いに、学ぶこと・教えることがあるのですね。

だから生まれてきたのです。

「困った子。人と違う反応をする変わった子」とみるのではなく、

お互いに学び、教え合う仲間になる方が、楽しいし、幸せになれる本来の生き方なのです。

 

「発達障害」といっても、色々な個性の子ども達がいます。

鈍感星から来たの?と思うほどのんびりした個性もあれば、敏感星から来たばかりで地球に馴染みにくい!という繊細な個性もあります。

子どものなかに「鈍感君/鈍感ちゃん」がたくさんいるのか、「敏感君/敏感ちゃん」がたくさんいるのか、知っておくことは大事です。

鈍感な個性と敏感な個性では、対応とサポート方法が異なるので。

敏感で繊細な個性のことを、エレイン・アーロン博士はHSP・HSCと名付けました。

インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン・レインボーチルドレン等と呼ばれることもあります。

中には、発達障害と診断されながらも、HSP・HSC・インディゴチルドレン・クリスタルチルドレンの特性の方が強いお子さん達がいます。

両方の特性があるお子さん達もいます。

しかし、うちの子はどれだろうと、厳密に分けるよりも、

その子のオリジナルの個性を理解し、合うサポート方法を見つける方が、子どもの成長に役立つと私は思います。

子どもメンタル研究所   岡田 奈美子

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